神様は多い方が断然いい?!【一神教と多神教】

TSUYATSUYA’s CuuSoo Democracy



日本に産まれて良かったな〜と思う事のひとつ。(?)それは、この日本人全般の、あやふやであいまいな宗教観〜。お葬式やらで仏教で、神頼みとお正月は神社で神道、結婚式は、神道でも教会でもなんでもござれ。いろんな神様がごっちゃになって、でも神様同士、喧嘩せずに共存してる。これは日本文化の底辺に流れる考えとして,八百万(やおよろず)の神ってなカンジの考えがあるからなんでしょうね〜。森羅万象、すべてのモノに神が宿る!!!木にも川にも土にも、神様はいるっていうわけで。だから神様はそこかしこにたくさんいるんですよ。


◎神様がたくさんいる宗教
日本古来の神道、そして大陸から来た仏教。どちらも多神教。初めから神様はたくさんいるから、神様が増えても喧嘩しない。だから、日本ではずっと2つがまじりあってごっちゃになって信仰されてた。そもそも仏教も、これまた多神教ヒンズー教をルーツに発生したんだよね、確か。ヒンズー教の神様も、ちょろちょろ仏教に登場してくるし。異なるものが共存して存在できる価値観、それが多神教。だから多神教の神様ってとってもおおらかそうな印象です。オキラク、ゴクラク
◎絶対的おひとりさまである神様。
一神教、つまりは中東産まれのユダヤ教キリスト教イスラム教のこと。この一神教ってのは結局のところ、対立と迫害、制圧の歴史だよね。それらは唯一絶対的なひとつの神が根本原則で、世界は全て造物主たる神が作ったもの。だからその神は絶対的な存在でしょ。だから、神はひとつ、複数の神がこの世に存在することなんて許されないこと。それを許したら、一神教の根本原則がひっくり返っちゃう。だから自分たちの信じている「神」以外は、どうしたって認められなくなっちゃう。だからどうしても異教徒を許容できない訳で。異教徒は改宗させるか、さもなくば迫害するしかない。それで宗教で戦争を始めちゃう。う〜ん...、なんだか一神教の神様ってのは、全部自分の思い通りにしないと気がすまない、ワンマン社長みたいですね。それにこの社長、攻撃的、好戦的で性格が悪そうに見えるんですけど...。


一神教が中東の過酷な砂漠の気候、一方の多神教がインドあたりの湿潤な気候で産まれたってのっていうのは面白いデスね。だってその土地の気候や風土が持つ性格がそのまま、神様の性格になってるみたいですもの。つまりは、そこに住む人たちの死生観や人生観、宗教観とか全部が、その土地のもつ性格から産まれた必然的なものだったのでしょう。
しかし、もしも世界が多神教だけだったならどれだけ平和だったのかなあ、と思ったり今日この頃なのです...。(*´Q`*)


そういう訳で(強引)、自分の神様を考えてみた。

だからですね、自分にも神様もいた方がいいかもとヒラめいた!!!さあさあ勝手に夢想、空想、妄想デス..。
つやつやの神様は、とっても小さくて手のひらに乗る。そして幼いしぼんやりしてばかりで、なんとも頼りない。猫に脅かされて泣いちゃうような、そんな神様。別段、つやつやのためになる事はしてくれないけど、なんかあれこれ心配だけはしてくれる。なんか、そんな神様を想像してマス〜。(これじゃあ、ちっとも神様じゃないか?)